株式会社青春

社長


代表・田村の日々

代表・田村によるnoteがはじまりました!
仕事のことやプライベートのことなどつらつらと書き連ねて参ります。
株式会社青春のことを知りたい方はぜひご覧ください!

初回は会社とは関係があるようでない田村自宅のリノベ話です。
1回目にして早くも本日のマガジンに選出していただき、
早速多くの方に読んでいただいております。

今後もぜひご覧ください。

https://note.com/sei_shun

撮りフェスin室蘭 2024 | 6/22-23開催

弊社代表田村が今年も「撮りフェスin室蘭 2024」の審査員に!
そして今年はフェス当日のワークショップ講師も担当いたします。

https://www.tori-fes.com


田村が講師をさせていただくのは下記2つとなります。
現在写真教室はお休みをしているので、直接皆様と触れ合える貴重な機会となります。
ぜひたくさんの方のご参加をお待ちしております!!

A.写真初心者のための写真教室
カメラの使い方や露出など、写真の基礎を学びます。オリジナルテキスト付き。
[日時] 6/22(土) 14:30〜16:30
[定員] 15名(抽選)
[料金] 2,000円

B.こどものための写真教室
「室蘭を代表する、未来の写真家は君かもしれない!」自由な視点で撮って、即興の写真展も開催。
[日時] 6/23(日) 10:00~11:30
[定員] 15名(抽選・小学生まで)
[料金] 無料


詳細は下記をご覧ください。
https://www.tori-fes.com


<天川村の廃校><上牧町の空き家>を使って、写真展、行います




青春写真教室の卒業制作写真展の気合の入り方は尋常じゃない。

まず、なぜか「実行委員」がいる。

実行委員は「会計班」「設営班」「企画班」「宣伝班」などに分かれ、
しばしば集っては、夜な夜な「今年の卒展をどうするか」の話に明け暮れる。


2月に入ると毎日のように生徒が作品の相談に来て、
講師であり、青春代表である田村はその対応に明け暮れる。


あえて言うなら”たかが”写真教室の1年間のお披露目の場だ。
主婦や、会社員や、学生。
それぞれ自分のフィールドを持ちながら、あくまで趣味として通う写真教室。

けれど講師も生徒もこの「卒展」に全身全霊で取り組む。

生徒が作り上げる作品は、この1年間の「写真技術」の成果を表すものではない。

1年間様々な表現方法や技術を学んだ上で、
「自身が本当に作り上げたいものは何か」
「伝えたい胸の内は何か」
「作り上げることで達成することは何か」
そんなものと対峙し、悩み苦しみながら作品を作り上げていく。

青春写真教室は厳しい、と巷で言われる所以もこの辺りにあるのだろう。

けれど毎年の卒展を通し、これを乗り越えた時の生徒の喜びや達成感を私たちはこの目で何度も見てきた。

中には長年あった家族間のわだかまりが消えた生徒、
大切な人との別れを写真集を作ることで乗り越えた生徒、
自分自身を肯定できるようになった生徒など、
この作品作り自体が人生の節目となった生徒もたくさんいる。



もちろん、ただただ楽しんで写真を撮り、楽しい気持ちのまま
「どうぞー」と軽やかに作品を提出する生徒もたくさんいて、
それはそれで写真の楽しさをみんなに伝えてくれる。

結果としてそんなバラエティにとんだ「写真展」は、
写真に興味のない一般の方でさえ、ついつい見入ってしまい、共感してしまう、
「写真展を超えた写真展」なのだと、手前味噌ながら感じている。


さて、今年は二ヶ所の会場をキャラバンするという初の試みを考えている。

そもそもの発端は、2年前に苦労してリノベーションした倉庫の一部屋根が飛んでしまったから、という
なんとも切実な問題に直面したことから始まっているのだが、
結果としてこのことが面白い挑戦をさせてくれることになった。


一つ目の会場は青春が温浴事業に関わっている天川村の廃校、旧天川西小学校。
昭和17年に建てられた、総ヒノキの木造校舎は今も地域の方の手で美しく保たれている。






実は以前にも写真家の藤代冥砂さんをお招きしてこちらで写真のワークショップを行なったことがある。

美しい景色と、誰しもが懐かしさを覚える木造校舎は、撮影対象としてのポテンシャルも素晴らしかったが、
写真展示の場としてもとても魅力的だ。

交通の便が悪いことや、神戸の生徒はもちろん、奈良の生徒からしても「秘境」と呼べるような場所に位置するが、
この美しい村で「写真展を行なったこと」、そしてお客様からしたら「写真展を見たこと」は
きっと一生の記念に残る体験になると確信している。

トンネルを抜けた先に訪れる幻の二日間の写真展。

この体験を通して、多くの方に「天川村」が思い出深い場所になってくれればと願う。



そして2会場目はナナツモリのある上牧町の空き家「飯田邸」。





こちらは上牧町と奈良県立大学が行う空き家活用プロジェクトの一環として展示を行うことになった。
毎年多くの方が訪れる卒展がこのような形で地域の方とコラボし、少しでも地域貢献のお役に立てるならとても嬉しいことだ。

写真教室の卒業制作展は、内側から見ると我々株式会社青春の企業理念をダイレクトに表出させている大切なイベントであり、
外側から見ると様々な場所や地域の方を結びつけることができ、また集客力もある魅力的なコンテンツであると考えられる。


12年間続けてきたこの卒業制作展が今後どのような形で発展していくのかわからないが、
ぜひこの卒展に関わった多くの方が何か熱いものを感じてくれたら嬉しい。





今年も会場でお待ちしています。



旧天川西小学校

会期    2019年3月16日[土]-3月17日[日]
会場    奈良県吉野郡天川村大字和田477番地 てんかわ天和の里
時間    10:00−17:00(17日15:00まで)
アクセス    京奈和道路御所南ICより約60分



飯田邸

会期    2019年3月23日[土]-3月30日[土] 期間中無休
会場    奈良県北葛城郡上牧町大字上牧2576
時間    10:00−17:00(30日15:00まで)
アクセス    西名阪自動車道香芝ICより約12分


田村ヒロシwebサイト



株式会社青春代表で、MEMORIカメラマン/写真教室講師田村ヒロシが
撮影した写真webサイトができました。

http://www.tamurahiroshi.net/

MEMORI(神戸)で撮影しているお客様の写真とはまた違う、
田村ヒロシ個人の写真をまとめたwebサイトです。
特段深いコンセプトなどがあるわけではありません。
旅先やスナップなどのラフな写真でまとめています。

中でも、ぼくの大好きな祖母の最期を撮影した「GRANDMA」は、
ぼくがMEMORIをはじめるきっかけになった写真でもあります。
祖母の遺影にぼくの写真を使ってもらった時、写真をやっていて心からよかったと思えました。

http://www.tamurahiroshi.net/gal/grandma/

遺影写真とかシニアフォトって言葉はぜんぜんしっくりこないけど、
だれかの人生の最期の写真をぼくに撮らせてほしい、
今でも強くそう思っています。

スマホでご覧になる場合はそのままだと写真が切れてしまうので、
スマホを横画面にして、写真右上の⇅を押すと全画面に表示されます。
PCで見ていただけると一番嬉しいです。 

おひまな時にご覧いただければ幸いです。

毎週金曜blogも更新されますので、こちらもぜひ!


六甲ミーツアート案内人



















六甲山を歩きながら現代アートを楽しめる、六甲ミーツアート。
7年連続写真教室で遊びに行っていましたが
今回、六甲ミーツアート2018のオフィシャルページにて
代表田村の主催する写真教室をおすすめフォトプランとして取り上げていただきました。

六甲ミーツアート2018オフィシャルページ

撮影/文章:田村 ヒロシ

井上ふとん店撮影



















奈良県桜井市で創業100年を超える老舗布団店「井上ふとん店」
新商品「やまとおいね」のパンフレット用撮影をさせていただきました。
作り手のぬくもり、人柄が写真に。

client:井上ふとん店
撮影:田村ヒロシ

ちびっこうべ 2018| KIITO

デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)が2年に1度開催している「ちびっこうべ」





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ちびっこうべとは?

「CREATIVE WORKSHOP ちびっこうべ」は、
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)が、
子どもの創造性を育むことを目的として、
2012年から2年に1度、小学3年生から中学3年生までを対象に
開催している体験プログラムです。

プロから本物を学び、みんなと協力して
子どものクリエイティブを育てる夢のまち。
クリエイティブとは「知る、考える、つくる、伝える」
というプロセスで育める力のこと。
ちびっこうべでは、プロから本物を学ぶ体験や、
子どもたち自身で夢のまちをつくること、
まちでの仕事を通して
じぶんのクリエイティブを育てていきます。

(ちびっこうべwebsiteより引用)

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MEMORIにもお声がけをいただき、ゆめのまちオープン時のお仕事の一つを提供させていただきました。

カメラマンという職業はすでにあるとのことだったので、
ご提案し実現したのが「写真家」という職業。



「ちびっこフォトオフィス」と題し、参加してくれるお子様に簡単な写真レッスンをしたあと、
ゆめのまちで写真撮影をしてもらい、その作品を大人の方も見える場所で展示、即席写真展をしました。







1時間の中で「レッスン+撮影+作品にする」という無茶な企画でしたが、
無事に40人のちびっこ写真家が誕生!





写真展は保護者のみなさんにも喜んでいただき、
最後は作品を持って帰ってもらうという花樹研究所の東さんスタイルで。





即席写真展はイベントや学校行事などでも新しいコンテンツになりそうな予感がしました。

カメラを持つと、目を輝かせて周りのものをどんどん撮り出すこどもたち。
まちの中をただ夢中でさまよっている時とは違う、
客観的かつ丁寧な見方で見るまちは、また違ったものとして映るはずです。

そして自分たちのその視点をお友達や大人に見てもらえること、
どの子もその瞬間とても誇らしげな顔をしていたのが印象的でした。
様々なイベントや、お子様向けのワークショップとして、ぜひこの活動を広げていければと思います。


いこまち親子写真部 kick off♪









親子で写真を通して地域の魅力を発見するプログラム
「いこまち親子写真部 」6月にスタートし、昨日2回目のWSを終えました🍉
(上写真は1回目の様子です、小紫生駒市長からの任命状が授与されました)

1回目は、カメラの基本的な操作と背景をぼかす練習でした。

いこまち親子写真部の成り立ち、詳しくはこちらをご覧ください。

7月は地元、生駒にある生駒高校で開催です。
雨にも負けず、こどもたちもたくさん写真を撮ってくれました☂️











今回のテーマはシャッタースピード。
早く動き回る人物にピントをあわせる練習です
生駒高校に全面協力いただき、部活中のアオハルな高校生たちの写真を激写しました!

↓↓





撮影を終えたら教室に移動して、それぞれ宿題発表をしました👍
(課題テーマは「日常」、そして背景をぼかして撮ってみよう!)

生駒市職員の若手ホープU氏とS氏との事前ミーティングで、
「こどもたちは写真撮るのは好きだけど、他の人の写真をただ見てるのは面白がってくれない。
普通に講評するのではなく、飽きのこない何か面白い仕掛けを考えてください!
あ、あと親同士こどもたち同士がコミュニケーションできるものにしてくださいね❤️」

という、スーパーむちゃぶりをさせていただきました(笑)







担当のふたりはこれに見事答えてくれて
「写真パズルゲーム」というチーム対抗のゲーム形式の
新しい課題発表の型を作り上げてくれました!

おかげで受け身の講評にはならず、こどもたちも積極的に写真に興味を示してくれて、
世代間交流も自然と生まれるきっかけになりました。
このゲーム、私の授業でも導入させていただきます❤️笑

生駒市さんとは「参加してくれるみなさんを楽しませたい!」という、
共通のビジョンを持ってこの事業に取り組んでいます。

もちろん、この事業は私たちにとっては遊びではありませんので、
きちんと目的を達成することは大前提です。

でも、目的を強制したり、ただ言葉で説明するのでは伝わりません。

参加者、職員、市民のみなさん、
この取り組みに関わる全ての人が「楽しい!」と思っていただくこと。
(不可能でもそれを本気で目指すこと)

これは絶対に外せないと確信していたので、担当するおふたりにはずいぶんと
無茶を言ったし、たきつけてしまった気がします。ごめんなさい!





ぼくの掲げる、フォトコミュニケーションプログラムの考え方に、
行政に携わる担当職員さんの「市民目線」という新たな視点が加わることで、
ぼくひとりで提供できる価値以上のものを創造することができるんじゃないかと感じています。

さらに、この取り組みには富士フィルムイメージングシステムズ株式会社様が
半年間に渡るカメラ提供という、最大限のバックアップをいただいています!
地域の小さな会社が企画立案し、行政が実行し、大企業がサポートする。
この構図は、フォトコミュニケーションプログラムにおいてはまさに理想形だと思います。

官民一体となり共通のビジョンのもと、
それぞれの得意なアプローチで目的を達成してゆく。

地域やこどもたちの未来のために、
いい大人が真剣に写真でみんなを笑顔にできないかを考える。

たかが写真、されど!!
ああ、この妄想でご飯5杯はいけちゃいます🍚

とはいえ、まだまだ修正は必要かと思いますが、
この事業に関わるすべての人の心に、何か温かいものが残ってくれたら嬉しいので、もっと頑張ります!!



そして。
8月11日にmemoriで写真と街、青春スタジオ構想(仮)スタディを初めて開催することになりました。

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青春スタジオ構想

写真教室、地域発見フォトカップ(フォトウォーク)、卒展、
フォトフェス、福祉施設での撮影大会、日韓国際写真交流、こども写真教室などなど、

私たちがこれまで取り組んできた様々な写真コミュニケーション事業を総括し、
その本質をより可視化、再定義した入れ物を「青春スタジオ構想(仮)」とし、
ゆるくですが本格始動します。

写真を「いいね」をもらうために、自分のためだけにやるのは勿体無い。

ぼくの生徒たちを見ていると、写真も上手くて情熱と愛をたくさん持っていて、
そのパワーを持て余している人がたくさんいます。
生徒や地域のみなさまのポジティブパワーを借りて、
何か地域の役に立てることはないのか?と考えるようになりました。

困りごとを解決するぜ!とか大きなことは言いません。

写真の持っているなんだか底知れぬパワーを持って、
世の中に少しだけ笑顔が増えたらいいなあと思うのです。

そして、写真を通じていろんな世代、職業、国籍を超えて友達になりたいと思うのです。

成果物としての「写真」ではない、
写真コミュニケーションの可能性はまだまだ残されているように感じます。
人と仲良くなる力、笑顔にする力、癒す力、想像する力、 すべてを受け入れる力…

街や家、会社や学校や公園、森や海、どこでもOK。
人が集まれば、そこが青春写真スタジオです。

写真が得意な人だけが集まる場所ではなく、スマホで写真を撮るあなたももちろん仲間です。

子どもからお年寄りまで、誰でも参加できる街の写真コミュニケーション研究所。
ゆくゆくは、行政や企業も巻き込んでいけたら面白いなあと思うのです。

写真が街にできること。
未来のためにできること。

それらの可能性をみんなと考えるstudyを、神戸のMEMORIにて開催します。

※告知メッセージより抜粋

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ぼくは残念ながら賢くないので、ひとりでできる限界があります。

例えば、教育、医療、企業、スポーツ、福祉、農林業、IT、マスコミなどなど、
さまざまな分野、年齢、国籍を超えて、
みなさまと意見交換しながら具体的なアクションに繋げていけたらと思います。

東京オリンピックや甲子園みたいな、目指し甲斐のある、
みんなの目標を掲げてみたいとも。

いこまち親子写真部は写真だけでなく、
例えばスポーツや音楽など色々な形で派生させることも可能だと思います。

そしてこの取り組みは、生駒市だけでなく
いろんな地域に展開していくのもアリだと勝手に思ってます。


いこまち親子写真部、そして青春スタジオ(仮)スタディの様子は
このブログでも発信してゆきますのでお楽しみに。


サピエンス全史、サンタクロースにUFO、パップラドンカルメ

 

MEMORIのお隣さん「book&art KITSUNE」代表の安田さん推薦、
話題のサピエンス全史を購入して、読み進めています。

なぜ我々ホモ・サピエンスが繁栄したのか、
文明の構造と人類の幸福、人間の歴史についての本です。

とても興味深かったのは、
ホモ・サンピエンスだけが持つ「虚構を信じる」特殊能力についての言及。

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ホモ・サピエンスは
貨幣、宗教、国家、など共通の神話を信じることで
現実には存在しないものについて語り、信じられるようになり、
大勢で柔軟に協力するという空前の能力を手に入れた。

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人類には物語性が必要であり、その物語性は虚構である。
人類の繁栄は虚構の上にあると。

上下巻あわせて600Pの大作ですが、とてわかりやすくさくさく読み進められます。
めっちゃ面白いですよ〜
(まだ全然途中だけど!)

とはいえ、ぼくの頭ではとてもまとめきれないので
もうすこし詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
ネタバレも含んでますので見たくない方は飛ばしてくださいね。


サピエンス全史まとめ


わたしはこの本を手にとってから
「虚構」というキーワードが頭から離れないのです。
 
ということで、今日はここから派生するお話を。


田村作:ビッグフット(UMAシリーズ)

 

突然ですが、わたしはUFO番組が大好きでした。
モノホンUFOを見るまでは死ねないですね。

空想に思いを馳せる時間は格別です。
サンタクロース、UFO、神話、物語、UMA、アート、宇宙・・・

わたしのそうぞうの原点はサンタクロースでした。
若い頃、職業としての自営サンタクロースになろうと思ったことがあります。

19歳のクリスマス。
「サンタクロースがいる世の中はこんなにも素晴らしい」
的なことを書いた謎のビラを、難波近辺で配ったことも。
(新築住宅の地下に、施主に内緒でベルトコンベアを張り巡らせる計画とか)

こどもの頃サンタクロースの存在は、
嫌なこと全部ふっとんじゃうくらい、希望の光でした。

12月に入ると、そわそわして授業に集中できなくなる症状が現れる。

12月中旬、兄弟でプレゼント会議をしてテンションはMAX、
サンタさんへの手紙の便箋の選定に入る。
25日の朝はプレゼントの包装紙の匂いをずっと嗅いでいた。
(おかげで今でも包装紙の匂いフェチ)

こどもだけでなく、きっとプレゼントを渡す大人たちも同じ、
すべてが優しさに包まれた夢のような時間だったように思うのです。


いい大人もこうなります


小学4年のクリスマスの日、恒例のプラネタリウムの帰り道、
栄の信号待ちの交差点で父トミオに

「なあ、ヒロシ。実はな、サンタクロースはお父さんなんだ。」

と言われたときの衝撃は今でも忘れられない。
(こどもたちには内緒です!)

もちろん、そんなことはわかっちゃいたけど
ぼくのこども時代の第一章は、あの瞬間に幕を閉じました。




でもね、わたしは
いまでもサンタクロースがうそなのか本当なのかわからない。
いや、今でも実はちょっと信じてたりする。

少なくとも、あのころの父と母はまぎれもなく
私の中では本物のサンタクロースだった。

こどもたちをわくわくドキドキさせるための、
世の大人たちのかわいいイタズラは、
嘘とほんとの間でゆらゆらと幸せに漂っていた。


お菓子の城でボーリングをした。
動物に囲まれたレストランで食事をした。
道端にいた魔法使いのおじさん。


こどものころの記憶で、うそなのかほんとなのか
あれって、夢だったの?みたいな記憶がまだ残ってる。

たぶんそれらは、お菓子メーカーのクリスマスイベントや
動物模型があるコンセプチュアルなアマゾン風レストラン、
こどもをターゲットに小銭を稼ぐ詐欺師だったのかもしれないけど
わたしの中では、物語みたいな本当の記憶だ。

想像すること。
不確かなもの。

そういう余白が大人になってもあっていいんじゃないかと思う。

虚構は嘘とはちょっとちがう気がする。
少なくとも、虚構はわたしを最高に幸せにした。

「おとなたちよ、現実や本質も大事だけど、もう少し想像しようよ!」
と小さなアクションをおこした19歳のわたし。

サンタクロースやりたいなあ。
20年たって、また同じことを考えている自分がいる。
しかも、それを上回る想像屋さんが近くにいる。(笑)

サンタクロースからもらっていたのは、プレゼントではなかったんだ。
青春の仕事には、この感覚が必要なんだと気づいた。
物語をいろんな仕掛けの中に潜ませてゆきたい。

実態があってもなくても、どちらだっていいのかもしれません。
そのプロセスとか、周辺の出来事にこそ価値があるのかも。
(徳川埋蔵金とかね笑)

かの有名なUFO番組仕掛け人の矢追純一さんは、

「UFOをやりたいと思って番組をやったわけじゃない。
高度成長期くよくよして下を見るのではなく、立ち止まって空をみてほしかった。
でも、空を見る番組だとエンターテイメントとして面白くないじゃない。
だから宇宙人がUFOに乗ってきてるかもしれないから空を見ましょうよ、
という番組を作った」

とおっしゃてます、ぼくはこの考え方にとても共感します。



【台湾社員旅行・謎の儀式】



全然まとまってなくてごめんなさい。

最近明日香氏がよく言っている言葉

「美味しいお菓子もいいけど、わたしはパップラドンカルメを作りたい!」

パップラドンカルメ。
昔のポンキッキで放送された、謎のお菓子の歌です。
これをみれば、もしかすると言いたいことがわかっていただけるかも!!

未確認お菓子物体!!って。
最高すぎます、なんてチャーミング!
よかったら見てみてください。


パップラドンカルメ


あ、
ちなみに、サンタクロースは6年生まで続けられ、
最後の贈り物は将棋セットでした。


P.S.
エイリアンのTシャツ買いました。



写真教室12期生START!!







奈良校(会場ナナツモリ)、1ヶ月遅れて神戸校(会場MEMORI)
こどもクラス、高校生クラス、初心者向けベーシックコース、中級コース(川本ゼミ)
全クラスがスタートしました♩
(今期の写真教室の募集は締め切らせていただきました。)

今期は両校あわせて80名を超える生徒さんが入校いただき、
過去最多の人数なので、特に合同授業など盛り上がりそうで楽しみです。

奈良校はカフェを併設しているので教室後のランチもできるし、たくさんの写真集があります。
また、周囲には森や大きな公園もあります。
神戸校はスタジオ併設なので単発でも色々な授業が展開できるし、
目の前は北野坂なのでフォトジェニック!すこし移動すれば海も山もあります。

周囲の環境も関わる人も違うので、今年はどんな化学反応が起こるのかわくわくします。

それぞれの特徴を活かした授業やコミュニケーションが生まれそうな予感がします!
写真教室のレポートもお楽しみに♩