株式会社青春

社長


いこまち親子写真部 kick off♪









親子で写真を通して地域の魅力を発見するプログラム
「いこまち親子写真部 」6月にスタートし、昨日2回目のWSを終えました🍉
(上写真は1回目の様子です、小紫生駒市長からの任命状が授与されました)

1回目は、カメラの基本的な操作と背景をぼかす練習でした。

いこまち親子写真部の成り立ち、詳しくはこちらをご覧ください。

7月は地元、生駒にある生駒高校で開催です。
雨にも負けず、こどもたちもたくさん写真を撮ってくれました☂️











今回のテーマはシャッタースピード。
早く動き回る人物にピントをあわせる練習です
生駒高校に全面協力いただき、部活中のアオハルな高校生たちの写真を激写しました!

↓↓





撮影を終えたら教室に移動して、それぞれ宿題発表をしました👍
(課題テーマは「日常」、そして背景をぼかして撮ってみよう!)

生駒市職員の若手ホープU氏とS氏との事前ミーティングで、
「こどもたちは写真撮るのは好きだけど、他の人の写真をただ見てるのは面白がってくれない。
普通に講評するのではなく、飽きのこない何か面白い仕掛けを考えてください!
あ、あと親同士こどもたち同士がコミュニケーションできるものにしてくださいね❤️」

という、スーパーむちゃぶりをさせていただきました(笑)







担当のふたりはこれに見事答えてくれて
「写真パズルゲーム」というチーム対抗のゲーム形式の
新しい課題発表の型を作り上げてくれました!

おかげで受け身の講評にはならず、こどもたちも積極的に写真に興味を示してくれて、
世代間交流も自然と生まれるきっかけになりました。
このゲーム、私の授業でも導入させていただきます❤️笑

生駒市さんとは「参加してくれるみなさんを楽しませたい!」という、
共通のビジョンを持ってこの事業に取り組んでいます。

もちろん、この事業は私たちにとっては遊びではありませんので、
きちんと目的を達成することは大前提です。

でも、目的を強制したり、ただ言葉で説明するのでは伝わりません。

参加者、職員、市民のみなさん、
この取り組みに関わる全ての人が「楽しい!」と思っていただくこと。
(不可能でもそれを本気で目指すこと)

これは絶対に外せないと確信していたので、担当するおふたりにはずいぶんと
無茶を言ったし、たきつけてしまった気がします。ごめんなさい!





ぼくの掲げる、フォトコミュニケーションプログラムの考え方に、
行政に携わる担当職員さんの「市民目線」という新たな視点が加わることで、
ぼくひとりで提供できる価値以上のものを創造することができるんじゃないかと感じています。

さらに、この取り組みには富士フィルムイメージングシステムズ株式会社様が
半年間に渡るカメラ提供という、最大限のバックアップをいただいています!
地域の小さな会社が企画立案し、行政が実行し、大企業がサポートする。
この構図は、フォトコミュニケーションプログラムにおいてはまさに理想形だと思います。

官民一体となり共通のビジョンのもと、
それぞれの得意なアプローチで目的を達成してゆく。

地域やこどもたちの未来のために、
いい大人が真剣に写真でみんなを笑顔にできないかを考える。

たかが写真、されど!!
ああ、この妄想でご飯5杯はいけちゃいます🍚

とはいえ、まだまだ修正は必要かと思いますが、
この事業に関わるすべての人の心に、何か温かいものが残ってくれたら嬉しいので、もっと頑張ります!!



そして。
8月11日にmemoriで写真と街、青春スタジオ構想(仮)スタディを初めて開催することになりました。

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青春スタジオ構想

写真教室、地域発見フォトカップ(フォトウォーク)、卒展、
フォトフェス、福祉施設での撮影大会、日韓国際写真交流、こども写真教室などなど、

私たちがこれまで取り組んできた様々な写真コミュニケーション事業を総括し、
その本質をより可視化、再定義した入れ物を「青春スタジオ構想(仮)」とし、
ゆるくですが本格始動します。

写真を「いいね」をもらうために、自分のためだけにやるのは勿体無い。

ぼくの生徒たちを見ていると、写真も上手くて情熱と愛をたくさん持っていて、
そのパワーを持て余している人がたくさんいます。
生徒や地域のみなさまのポジティブパワーを借りて、
何か地域の役に立てることはないのか?と考えるようになりました。

困りごとを解決するぜ!とか大きなことは言いません。

写真の持っているなんだか底知れぬパワーを持って、
世の中に少しだけ笑顔が増えたらいいなあと思うのです。

そして、写真を通じていろんな世代、職業、国籍を超えて友達になりたいと思うのです。

成果物としての「写真」ではない、
写真コミュニケーションの可能性はまだまだ残されているように感じます。
人と仲良くなる力、笑顔にする力、癒す力、想像する力、 すべてを受け入れる力…

街や家、会社や学校や公園、森や海、どこでもOK。
人が集まれば、そこが青春写真スタジオです。

写真が得意な人だけが集まる場所ではなく、スマホで写真を撮るあなたももちろん仲間です。

子どもからお年寄りまで、誰でも参加できる街の写真コミュニケーション研究所。
ゆくゆくは、行政や企業も巻き込んでいけたら面白いなあと思うのです。

写真が街にできること。
未来のためにできること。

それらの可能性をみんなと考えるstudyを、神戸のMEMORIにて開催します。

※告知メッセージより抜粋

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ぼくは残念ながら賢くないので、ひとりでできる限界があります。

例えば、教育、医療、企業、スポーツ、福祉、農林業、IT、マスコミなどなど、
さまざまな分野、年齢、国籍を超えて、
みなさまと意見交換しながら具体的なアクションに繋げていけたらと思います。

東京オリンピックや甲子園みたいな、目指し甲斐のある、
みんなの目標を掲げてみたいとも。

いこまち親子写真部は写真だけでなく、
例えばスポーツや音楽など色々な形で派生させることも可能だと思います。

そしてこの取り組みは、生駒市だけでなく
いろんな地域に展開していくのもアリだと勝手に思ってます。


いこまち親子写真部、そして青春スタジオ(仮)スタディの様子は
このブログでも発信してゆきますのでお楽しみに。


サピエンス全史、サンタクロースにUFO、パップラドンカルメ

 

MEMORIのお隣さん「book&art KITSUNE」代表の安田さん推薦、
話題のサピエンス全史を購入して、読み進めています。

なぜ我々ホモ・サピエンスが繁栄したのか、
文明の構造と人類の幸福、人間の歴史についての本です。

とても興味深かったのは、
ホモ・サンピエンスだけが持つ「虚構を信じる」特殊能力についての言及。

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ホモ・サピエンスは
貨幣、宗教、国家、など共通の神話を信じることで
現実には存在しないものについて語り、信じられるようになり、
大勢で柔軟に協力するという空前の能力を手に入れた。

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人類には物語性が必要であり、その物語性は虚構である。
人類の繁栄は虚構の上にあると。

上下巻あわせて600Pの大作ですが、とてわかりやすくさくさく読み進められます。
めっちゃ面白いですよ〜
(まだ全然途中だけど!)

とはいえ、ぼくの頭ではとてもまとめきれないので
もうすこし詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
ネタバレも含んでますので見たくない方は飛ばしてくださいね。


サピエンス全史まとめ


わたしはこの本を手にとってから
「虚構」というキーワードが頭から離れないのです。
 
ということで、今日はここから派生するお話を。


田村作:ビッグフット(UMAシリーズ)

 

突然ですが、わたしはUFO番組が大好きでした。
モノホンUFOを見るまでは死ねないですね。

空想に思いを馳せる時間は格別です。
サンタクロース、UFO、神話、物語、UMA、アート、宇宙・・・

わたしのそうぞうの原点はサンタクロースでした。
若い頃、職業としての自営サンタクロースになろうと思ったことがあります。

19歳のクリスマス。
「サンタクロースがいる世の中はこんなにも素晴らしい」
的なことを書いた謎のビラを、難波近辺で配ったことも。
(新築住宅の地下に、施主に内緒でベルトコンベアを張り巡らせる計画とか)

こどもの頃サンタクロースの存在は、
嫌なこと全部ふっとんじゃうくらい、希望の光でした。

12月に入ると、そわそわして授業に集中できなくなる症状が現れる。

12月中旬、兄弟でプレゼント会議をしてテンションはMAX、
サンタさんへの手紙の便箋の選定に入る。
25日の朝はプレゼントの包装紙の匂いをずっと嗅いでいた。
(おかげで今でも包装紙の匂いフェチ)

こどもだけでなく、きっとプレゼントを渡す大人たちも同じ、
すべてが優しさに包まれた夢のような時間だったように思うのです。


いい大人もこうなります


小学4年のクリスマスの日、恒例のプラネタリウムの帰り道、
栄の信号待ちの交差点で父トミオに

「なあ、ヒロシ。実はな、サンタクロースはお父さんなんだ。」

と言われたときの衝撃は今でも忘れられない。
(こどもたちには内緒です!)

もちろん、そんなことはわかっちゃいたけど
ぼくのこども時代の第一章は、あの瞬間に幕を閉じました。




でもね、わたしは
いまでもサンタクロースがうそなのか本当なのかわからない。
いや、今でも実はちょっと信じてたりする。

少なくとも、あのころの父と母はまぎれもなく
私の中では本物のサンタクロースだった。

こどもたちをわくわくドキドキさせるための、
世の大人たちのかわいいイタズラは、
嘘とほんとの間でゆらゆらと幸せに漂っていた。


お菓子の城でボーリングをした。
動物に囲まれたレストランで食事をした。
道端にいた魔法使いのおじさん。


こどものころの記憶で、うそなのかほんとなのか
あれって、夢だったの?みたいな記憶がまだ残ってる。

たぶんそれらは、お菓子メーカーのクリスマスイベントや
動物模型があるコンセプチュアルなアマゾン風レストラン、
こどもをターゲットに小銭を稼ぐ詐欺師だったのかもしれないけど
わたしの中では、物語みたいな本当の記憶だ。

想像すること。
不確かなもの。

そういう余白が大人になってもあっていいんじゃないかと思う。

虚構は嘘とはちょっとちがう気がする。
少なくとも、虚構はわたしを最高に幸せにした。

「おとなたちよ、現実や本質も大事だけど、もう少し想像しようよ!」
と小さなアクションをおこした19歳のわたし。

サンタクロースやりたいなあ。
20年たって、また同じことを考えている自分がいる。
しかも、それを上回る想像屋さんが近くにいる。(笑)

サンタクロースからもらっていたのは、プレゼントではなかったんだ。
青春の仕事には、この感覚が必要なんだと気づいた。
物語をいろんな仕掛けの中に潜ませてゆきたい。

実態があってもなくても、どちらだっていいのかもしれません。
そのプロセスとか、周辺の出来事にこそ価値があるのかも。
(徳川埋蔵金とかね笑)

かの有名なUFO番組仕掛け人の矢追純一さんは、

「UFOをやりたいと思って番組をやったわけじゃない。
高度成長期くよくよして下を見るのではなく、立ち止まって空をみてほしかった。
でも、空を見る番組だとエンターテイメントとして面白くないじゃない。
だから宇宙人がUFOに乗ってきてるかもしれないから空を見ましょうよ、
という番組を作った」

とおっしゃてます、ぼくはこの考え方にとても共感します。



【台湾社員旅行・謎の儀式】



全然まとまってなくてごめんなさい。

最近明日香氏がよく言っている言葉

「美味しいお菓子もいいけど、わたしはパップラドンカルメを作りたい!」

パップラドンカルメ。
昔のポンキッキで放送された、謎のお菓子の歌です。
これをみれば、もしかすると言いたいことがわかっていただけるかも!!

未確認お菓子物体!!って。
最高すぎます、なんてチャーミング!
よかったら見てみてください。


パップラドンカルメ


あ、
ちなみに、サンタクロースは6年生まで続けられ、
最後の贈り物は将棋セットでした。


P.S.
エイリアンのTシャツ買いました。



写真教室12期生START!!







奈良校(会場ナナツモリ)、1ヶ月遅れて神戸校(会場MEMORI)
こどもクラス、高校生クラス、初心者向けベーシックコース、中級コース(川本ゼミ)
全クラスがスタートしました♩
(今期の写真教室の募集は締め切らせていただきました。)

今期は両校あわせて80名を超える生徒さんが入校いただき、
過去最多の人数なので、特に合同授業など盛り上がりそうで楽しみです。

奈良校はカフェを併設しているので教室後のランチもできるし、たくさんの写真集があります。
また、周囲には森や大きな公園もあります。
神戸校はスタジオ併設なので単発でも色々な授業が展開できるし、
目の前は北野坂なのでフォトジェニック!すこし移動すれば海も山もあります。

周囲の環境も関わる人も違うので、今年はどんな化学反応が起こるのかわくわくします。

それぞれの特徴を活かした授業やコミュニケーションが生まれそうな予感がします!
写真教室のレポートもお楽しみに♩


MEMORI 5/20 OPEN!!



5月20日(日)、大人のための写真館「MEMORI神戸店」いよいよOPENします!

「MEMORIってどんなお店なの?」
「大人のための写真館ってな〜に?」

という声をいただいているので、簡単にMEMORIの特徴をご説明させていただきます。

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STORE CONCEPT
大人が主役になれる場所。
お客様の撮影する動機に寄り添い、コミュニケーションが自然と生まれる写真館。
会場テーマは、架空の小さな劇場。
キーワードは「人生にスポットライトを」

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【特徴その1】
独自の機能
■舞台(ステージ)
MEMORIのコンセプトを体現する重要な場所、ステージ。使い方いろいろ。
■録音室
撮影した写真はUSBメモリに写真データを入れてお渡しますが、
「声」を録音して一緒に保存、写真だけでなく「時間・空気」が残るように。





【特徴その2】
コミニュケーション
■ワードローブ
GIFTプランでは、お客様と一緒に洋服をあれこれ考えます。
お揃いコーデや、衣装合わせなど洋服をどれにしようか?と悩んだら
事前に洋服アドバイスをさせていただくことも可能です。
■ゲストによる撮影体験
撮影の最後は一番リラックスできる表情になるように、
カメラマンが各種設定を事前に行い、ゲストによる撮影体験も。
■シナリオブック(GIFTプラン〜)
ゲストのみなさまが自由に書き込める写真集。
結婚式のサプライズプレゼントやエンディングノートとしてもご活用いただけます。
■ステージレンタル
ステージレンタル可。例えば撮影後のサプライズイベント、
孫からおばあちゃんおじいちゃんへの出し物発表など、使い方色々♩





【特徴その3】
オリジナルデザイン
■ポートフォリオ
3種類のMEMORIオリジナルのポートフォリオ(写真台紙)を作りました。
中枠も普通のものだけでなく、ちょっと変わったデザインの可愛いものまで♡
今後は、季節限定のポートフォリオなど限定の台紙も投入予定です!
■パッケージデザイン
MEMORIは贈り物に最適な写真館を目指しています。
そのため、USBメモリやフォトブックを入れるケースなどのデザインもこだわりました。



【特徴その4】
写真教室・その他の使いかた
■青春写真教室神戸校
奈良で12年開講している写真教室の神戸校の会場として。
■様々なイベント
写真機材を撤去すると、25人〜30人ほど収容できるイベントスペースとしても活用できます。
例えば写真家のトークイベント、地域のコミュニティーイベント、発表会や音楽会など 使い方はいろいろ。
■前撮り撮影&貸切パーティー
結婚式の前撮り撮影や、還暦や退職祝いを大人数で祝いたいとき。
すべての写真機材を取り除いたらパーティー会場に早変わり。
写真撮影後の、貸切パーティーも可能です。(要相談)

※選択プランによってはご利用できないサービスもございます。



じゃあ、具体的にどんな時に大人は写真を撮るの??

・喜寿、米寿などのお祝い
・こどもたちから両親の結婚記念日、退職祝いのプレゼント
・終活写真
・結婚祝いのプレゼント撮影会
・お店の周年記念をスタッフと共に
・企業様の福利厚生として(両親への写真プレゼントチケット)
・夫婦の約束、一年に一度の記念写真
・仲直りしたいとき、愛を確認したいとき
・大親友と一緒に
・プロフィール写真として
・新しい自分にうまれかわりたいとき
・髪を切った時、ダイエットに成功したとき

などなど、写真を撮るシーンは何も特別なお祝いの時だけではなく、
もっとラフに、日常的に使っていただけたらいいなとMEMORIは考えます。
ひとりでの撮影も大大大歓迎です! プランによっては13000円(+tax)〜ご利用可能ですので気軽に遊びに来てください。

【祖母の葬儀会場に飾られた写真たち】


最後に。
カメラマンでもある私は、結果として祖母の遺影写真を撮影した経験から、
最後の写真はとびっきりその人らしい、温かい写真であってほしいと思っています。

誤解を恐れずに言うならば、みなさまの最後を飾る写真を
みなさまの思い出と共に、素敵に撮れる場所でもありたいと思っています。

「写真を撮っておけばよかった」
写真の重要性は、後になって気づくシーンが多いような気がします。
パシャパシャと簡単に誰でも写真が撮れる時代ですが、
ちゃんと写真を撮っておくのもよいんじゃないかと、心から思います。

もちろんMEMORIじゃなくてもいい。
近所にある写真館さんも、きっと素敵な写真をとってくれるはず。
大切な人と写真を撮るという体験は、思ってるよりずっといいですよ^^

こども写真館が全盛の昨今、大人専門の写真館を作るというチャレンジは
難しいミッションですがとても面白く、わたしたち自身ワクワクしています!!
青春は燃えております。(笑)

【両親の結婚記念日に/記念すべきMEMORI第一号のお客様】


まだまだ情報は少ないですが公式websiteもOPENしました。
同時に、ご予約の受付を開始しております。

6月30日までにご予約いただくと、20%OFFでご利用できる
オープニング記念キャンペーンもありますのでこの機会にぜひご利用くださいませ。
それでは、青春の新しいお店「MEMORI」をどうぞ宜しくお願いいたします。

http://me-mori.jp/

「決める」ということ



ご無沙汰しております。

神戸の新店MEMORIの進捗具合についても、ご報告が滞っておりすみません!
内装のベースはだいたい完成し神戸での住まいも決まり、
装花していただいたり、写真教室の体験レッスンやサンプル撮影など、
5月オープンに向けて、順調とはいえませんが何とか前に進んでおります。

わたしはというと、社員のみんなの力を借りて
連日小さなものから大きなものまで「決める」仕事の日々を過ごしております。

MEMORI理念、HP、制作物、看板・内装(建築、家具)や装飾
必要備品やカメラ機材、店内オペレーション、予約システム、
プランや商品、包材、仕入れ、販売価格、求人、PR・マーティングなどなど

頭からプスプス煙がでたりの毎日です。

わたしたちが普段ふらっと訪れるお店の商品やサービスは
これらの選定が一通り終わった状態で提供されています。

自分が100%消費者の立場だった頃は、
「なんでこうなっちゃうの?」「自分ならこうするのに」
とか好き勝手思っていたものです。

完成したものに異を唱えるのは簡単なんだけど、
実際に作る側に立って0から作ってみると案外難しい(笑)

アイデアと実際の成果物には少なからず乖離がうまれてしまいます。

購入した備品や機材が運び込まれ、店舗が完成に向かうほど、
妙な違和感が生じたり不安になったりして、夢に出てくることもしばしば。
「あれでよかったか?」「選択、間違えてなかったか?」

わたしは不完全人間なのでその違和感を受け入れるしかなく、
その乖離を埋めるために、また考えて修正します。
作って直して、時には壊してまた作る、その繰り返し。

アイデア出しの時点ではめっちゃ楽しかったのに、実際に決める段になって
「じゃあ箱の上蓋何mmにする?」と迫られると、眉間にシワが(笑)

新しいお店を作るということは、こういうことを当たり前にやっていくことなので
これはぜったい楽しい作業なんだと、言い聞かせております。

思えば、ナナツモリもKiiroも楽しくもシンドイ、そんな道のりだった気がします。
そして、いまだに完成(完結)していません(笑)
MEMORIもまた、進化(変化)していくことが前提の運命なのか、どうなのでしょうか。





一方では、これらの「決断」をより精度高くプロにやってもらうという選択肢もありますね。
今回、MEMORIの内装はふたりの建築家のお力をお借りしたのですが、
おかげで大きな軸となるコンセプトを生み出すきっかけとなり、MEMORIが動き始めました。
建築家先生から面白い宿題もいただいたし、やっぱりお願いしてよかったと。

でも、事業の根幹に関わるサービスの空気・温度感、スタイルみたいなものは
自分たちで決めなければ、やる意味がまったくありません。
大変だけどこの仕事の面白さの本質だと思うし、誰かに委ねるのはつまらない。

決断の精度は、頭痛くなるほど考え失敗しながら少しずつあげていくものなので、
私たちのような小さいチームこそ、立ち向かわねばなりません。

楽しくも、時にはシンドイ「決める」ということ。

どの高校にいくか、どの会社にいくか。
この人と結婚していいか。お別れした方がいいのか。
どのルートで帰ろうか。猫を飼おうか。
今夜の料理は何にしようか。

仕事に限らず、大小、決断の連続が人生を作っているんですよね。

決断に正解はありませんが、その決断に最後まで責任が負えるように、
自分自身納得できるまで、それを正解にする努力をしないといけないですね。

当たり前に大人が写真を撮る文化をつくる。
お父さんお母さんへの、贈り物にぴったりの写真館をつくる。
あなたの、人生最後の写真を撮りたい。

聞こえはいいけど、まだ世の中に定着していないものをつくるということは、
成功の道筋が作られていない茨の道を進むことでもあります。
ビジネスであることを超えて「大人が写真を撮ることの素晴らしさ」を、
誰よりも、ぼく自身が強く信じられるかどうかだと思っています。

ぼくは自分の実体験を通して、大人にこそ写真を撮ってほしいと心から思っています。

そしてMEMORIの大切にしたい考え方やストーリーがお客様に共感していただいた時、
言い方を変えると、自分たちのやりたいことが仕事にかわった時に、
ぼくは青春をやっていてよかったときっと思えるだろうし、
それこそが私たちの存在意義だと確信しています。

相変わらずの、長文、駄文で本当にすみません。
どなたかぼくに文章の正しい書き方を教えてください・・・とほほ。

そして、未だMEMORIの詳細情報がお伝えできてなくて申し訳ありません!
オープン日やイベント情報、HPなど近いうちにupできるかと思います。
懲りずに、もうしばらくお待ちくださいね。

いろいろあるけど楽しくいきましょう!
では、また。


<掲載>reallocal神戸

見ているだけでもワクワクする物件にいつも心踊らされているR不動産さん
そのR不動産さんが運営するwebメディア「real local」
代表田村の取り組みをご紹介いただきました!

“青春”しませんか?株式会社青春 代表 田村広司

多岐にわたる取り組みを、とても丁寧に、
自分たちでも気づいていなかった鋭い目線で、
まとめていただいています。

real localは各地域の取り組みや、面白い人々、
その他にも様々な質の高い情報を届けてくれる、
とても素敵なサイトです。
「生き方」は自分で決める、そんなことを教えてくれたり、
そんな自分を後押ししてくれます。
ぜひ皆さんもご覧になってくださいね!


写真家・植田正治先生に出会う旅



植田正治という写真家をご存知でしょうか。

もちろん、写真に触れたことがある人なら誰もが知っている写真家。

鳥取砂丘での前衛的な演出写真は「植田調」と知られ、海外での評価も高く、
生涯アマチュア写真家であり続けた日本を代表する写真家です。

ご縁をいただき、わたしたちは鳥取県境港に行ってきました。
今回の旅の目的はある人にお会いすること。

私たちが会いに伺ったのは、植田正治先生の三男である植田亨さん。

有名な鳥取砂丘の家族写真「ぼくのわたしのお母さん」(1950年)で、
植田正治先生に肩車されている坊ちゃんが亨さんです。

このお話しをする前に、亨さんと繋がるきっかけとなった出来事を少し。

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昨年7月の写真教室、生徒のみなさんにある宿題を出しました。

テーマは「写真家の写真を真似してみよう」
袋の中に10人ほどの写真家の名前が入ったくじを入れ、
引き当てた写真家の写真を1枚選び、真似をするというもの。

森山大道、荒木経惟、蜷川実花、ライアンマッギンリー、杉本博司・・・
その中に「植田正治」の名前もありました。

たまたま「植田正治」を引いたのが、生徒のOさんでした。

彼女は不思議な縁を感じ「植田正治をもっと知りたい!」と、鳥取まで足を運びました。

鳥取砂丘、大山の植田正治写真美術館、
そして彼が生まれた生家と「植田カメラ」のある境港へ。

植田正治の生家を見つけ、くいいるように見ていた彼女に気づいたある写真家の方が
「今植田先生の自宅で撮影会をしてるんだけど、よかったら一緒にお家入る?」
と声をかけてくれたんだとか。

自宅に招かれ初めて出会ったのが植田亨さん。
そこから彼女と亨さんの交流が始まり、私へと繋いでくれました。

写真教室のたった一つの宿題がきっかけで生まれたご縁でした。
行動することの素晴らしさを、Oさんからも改めて教えていただきました。

(ちなみに、3月の卒展では彼女は亨さんをテーマに選んでいますのでお楽しみに。)

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さて、話しを戻しますね。
植田先生が生まれ晩年を過ごした自宅を、亨さんに案内していただきました。

玄関で出迎えてくれたのは、作品にも使用された黒いハット。
リビングに繋がる部屋には愛用の8×10の大判カメラが鎮座していました。

そして奥の仏間には先生の写真が飾られていました。
植田先生のお仏壇に手を合わせる日がくるとは、夢にも思いませんでした。









植田家に残る様々な美術品や民芸品コレクション、
愛用のカメラやジュラルミンケースも見せていただきました。

植田先生はシャツが大好きだったそうで、
たくさんのシャツが今も丁寧に保管されていました。

リビングに戻ると、亨さんが言いました。
「さて、何がみたいですか?」

わたしは答えました。
「・・・植田先生の写真が見たいです。」

すると亨さんは奥から大切に保管されている箱を持って来てくださいました。
中から、数々のオリジナルプリントが出てきました!!!
(もちろん、写真は撮影できないのでしっかりと目に焼き付けました。)

誰もが知る名作中の名作から、未発表の作品、
有名な写真の前後のカットの写真や、ネガと実際のプリントの比較など、
大変貴重な写真の数々を見せていただきました。

作品保存の観点から、まず見ることができない
自然光環境下でのオリジナルプリントの鑑賞体験。
もちろんその全てが植田先生自身がプリントした写真です。

本当に特別な時間でした・・・。
かれこれ、1時間以上ずっと写真を見ていたと思います。



植田先生は暗室に篭っては、ありとあらゆる新しい試みに挑戦していたそうです。

有名な砂丘シリーズでは人物の影の方向にこだわり
右端の人物だけ影の向きがなんだかおかしい。
(現像の段階で、影の位置が変わるよう写真を加工していたのです!)

物語性を高めるために、写真の人物を縦にぐいっと伸ばしてみたり。

一番驚いたのが家族写真のオリジナルプリントです。
よ〜く見ると、写真左上に植田先生の指紋がくっきりと残っていたこと!
これはミスプリントではなく、植田先生が意図的にやったものに違いないとの見解だそうです。
自分の写っていない家族写真に、自らの存在を残そうと試みたのでしょうか。

いたずら少年のように写真に様々な仕掛けを施す。
もし植田先生がご存命なら、
デジカメやフォトショップをガンガン使っていたかもしれません。
写真を整理している亨さんは、写真からメッセージを読み取りその度に驚かされるそうです。

まるで、この写真を見る未来の誰かに向けて潜ませたトリックのよう。
息子である亨さんが写真を観察しては発見し、その謎を解明していく。
時代を超えて親子が写真で繋がり、会話しているように見えました。

植田先生は無邪気で可愛いこどものような人でした。 

今回の旅で、植田正治という日本の写真史に永遠に残る写真家が、
なんだかとても身近に感じた日でもありました。

植田先生が過ごした、光の入る天井の高いリビングで
生活の匂いや彼の愛した民芸品・たくさんのカメラに触れて、
写真を撮ることの根源的な素晴らしさを改めて感じました。

わたしたちの後ろで、植田正治が微笑みながらこちらを見ていました。
植田先生がすぐそばにいるような温かい感覚がありました。



最後にちょっと不思議な話を。

一緒にいた妻が、
「実はリビングにいた時に植田正治の声が聞こえたんだ」
と話してくれた。

「植田先生はなんて言ってたの?」
と聞いたら、

植田先生は
「おもしろいでしょう?」
と言ったそうです・・・。

なんだか、わたしには本当にそんな気がしてならかった。

わたしたちは、日々新しい事業(MEMORI)に頭を悩ませています。
例えば写真の持つ意味だったり、家族写真の最適な存在の仕方だったり・・・。
写真をもっと知りたくて、どうしても亨さんにお会いしたかったのです。

写真を撮ることも見ることも大好きだった植田先生。

オリジナルプリントの端々から滲み出る
写真愛と創意工夫、表現することにまっすぐに純粋な心。

植田先生の有名な言葉、「写真するよろこび」。
わたしも自分なりの写真するよろこびを胸に、写真と向き合っていきたいと思います。

「写真」と「写真にまつわるストーリー」に大きく心動かされた旅でした。
快く私たちを迎えてくれて、素晴らしい時間を提供してくださった 植田亨さんに、心からの感謝を込めて。

本当にありがとうございました。



今年も、冬季の休館を終え3月からオープンする
植田正治写真美術館に、みなさまもぜひ足を運んでみてください。
写真が好きな人も、そうでない人にも絶対に訪れてほしい美術館です。

わたしも、生徒たちを連れてまた来月遊びに行く予定です。

http://www.japro.com/ueda/

※尚、生家は一般公開されておりませんのでご注意ください。