株式会社青春

プロジェクト


森のスコーレ



王寺町にある里山「陽楽の森」を舞台に、大人もこどもも楽しく森や自然と触れ合うイベント「森のスコーレ」の企画・運営をいたしました。

大阪までもほど近く、とても便利な町としてのイメージがある王寺町ですが、
町を流れる大和川、明石海峡まで見渡せる明神山などがある、
とっても自然豊かな町なのです。

現在王寺町では町内で伐木した木を使用した木工のプロダクトを制作するなど、
自然との関わりをより豊かに、そして循環させていく取り組みをおこなっています。
その一環として今回町民の皆様向けの森のワークショップを企画・運営することとなりました。



全4回、各回ごとにテーマを設け素敵な講師の方々をお呼びしました。

第1回 「はじめまして陽楽の森」 ゲスト/谷林業株式会社代表取締役 谷茂則様
第2回 「親子で森で遊ぼう」 ゲスト/川本写真事務所代表 川本陸洋様
第3回 「これからの森を考えよう」 ゲスト/久住林業代表 久住一友様
第4回 「五感で森を感じてみよう」 ゲスト/SUTUDIO MITZ様

毎回定員以上の応募があり王寺町の方の森への関心の高さが伺えました。
各回とも、皆様熱心に、そして楽しくご参加していただき、あらためて自然の素晴らしさ、
町の中に自然があることの豊かさを感じました。

ご参加いただいた皆様、講師の皆様、ありがとうございました!!





主催:王寺町観光協会
企画・運営:株式会社青春
デザイン:ツタイミカ


2023王寺町オリーブ収穫祭

2022年は雨天のため泣く泣く中止となった王寺町オリーブ収穫祭。
今年度も引き続き弊社が企画・運営をさせていただくことになりました。



王寺町・明神山を舞台に麓ではオリーブ収穫体験、山頂ではマルシェが行われました。

マルシェには奈良県内を中心とした素敵な店舗にお集まりいただき、
秋晴れの中たくさんのお客様が山頂まで足を運んでくださいました。

王寺町のオリーブはまだまだ始まったばかり。
これから街の特産品として多くの方に知っていただけると嬉しいです。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!!










主催:王寺町観光協会
企画・運営:株式会社青春
デザイン:ツタイミカ 

「書架 -syoka- 」ネーミング・ロゴデザイン

奈良県下No.1のブライダル会場である「ザ・ヒルトップテラス奈良」をはじめとしたブライダル事業を軸に、
飲食業・写真スタジオ事業など幅広く事業を展開されているディライト株式会社様。

今回新たに東大寺の横、築100年以上の武家屋敷を改装した飲食の複合施設をオープンするにあたり、
ネーミング・ロゴデザインを担当いたしました。

写真提供:ディライト株式会社

「お茶を軸としたテイクアウトティースタンド」
「手巻き寿司を軸としたレストラン」
「利き酒とおでんのBAR」
という3つの業態がすでに決定した上でのご依頼ということで、
それら全てを包括する共通コンセプトを設け、複合施設としての一貫性を持たせることが今回のミッションでした。

目指したのは奈良を体現するシンボリックな飲食店となること。

「奈良」というと、「大仏」「鹿」などがパッと思い浮かびますが、
奈良の一番の特徴そして魅力は積み重ねられてきた「歴史」にこそあると考えました。

そこでテーマを「奈良を、伝える」とし、古の奈良を伝えてきた『書物』をテーマに店舗を展開することに。

万葉集をイメージしたティースタンドを「言の葉(ことのは)」、 風土記をイメージした手巻き寿司飲食レストランを「花の月(かのつき)」、 古事記をイメージした利き酒とおでんの屋台を「天の戸(あまのと)」とし、
この3つの入れ物として店舗全体を「書架(しょか)」と名付けました。

各ロゴデザインは「家紋」をイメージし、それぞれの特徴を端的に表現しています。
「書架」のロゴは《万葉集・風土記・古事記》の3冊が積み重なったイメージに。

また、店内で使用するカラーを奈良時代の伝統色で統一することや、
南都八景のモチーフを使うこと、おみくじをつける、など、
ネーミング・ロゴデザイン以外のアイディアも随所に採用していただきました。


3つの業態をつなぐためには横軸の共通テーマを持つことが求められましたが
そのテーマ自体が「時間軸」という縦軸を有するものにしたことで、
古から現代に続く「歴史ある奈良」との繫りも感じていただけると思います。

古の文化を尊び、新たな文化を紡いでいく。

書架が奈良の新しい名所として皆様に親しんでいただき、
ここからたくさんの物語が生まれることを願っています。

WEB SITE :  https://syoka-nara.com/

















|| コンセプトストーリー ||

これまでの奈良、これからの奈良。
奈良時代に編纂された3つの書物。
日本の詩歌の原点「万葉集」。古の風景に心馳せる「風土記」。胸躍る神話や伝説「古事記」。
古から伝えられてきた、ことば、風景、歴史。
そこには現代の日本人をも惹きつけて止まない、 奈良の、そして日本の美しさ、面白さが詰まっています。
「書架」は、奈良公園の真ん中、伝統ある武家屋敷を舞台に、これら書物をイメージした飲食店。
万葉集をテーマに、大和茶の美味しさを味わい尽くす tea stand「言の葉(ことのは)」。
風土記がテーマの、風景を感じさせる彩り豊かな手織寿司をご提供する「花の月(かのつき)」。
そして、神様もついつい立ち寄りたくなる古事記がテーマの利き酒 BAR「天の戸(あまのと)」。
繋がれてきた伝統を大切にしつつ、 訪れた皆様とともにこれからの奈良の新たな1ページを作ってまいります。


client:ディライト株式会社
ネーミング/コンセプト設計:田村 明日香
ロゴデザイン:川本 木綿子
写真:田村 ヒロシ・川本 木綿子

ちびっこうべ 2018| KIITO

デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)が2年に1度開催している「ちびっこうべ」





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ちびっこうべとは?

「CREATIVE WORKSHOP ちびっこうべ」は、
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)が、
子どもの創造性を育むことを目的として、
2012年から2年に1度、小学3年生から中学3年生までを対象に
開催している体験プログラムです。

プロから本物を学び、みんなと協力して
子どものクリエイティブを育てる夢のまち。
クリエイティブとは「知る、考える、つくる、伝える」
というプロセスで育める力のこと。
ちびっこうべでは、プロから本物を学ぶ体験や、
子どもたち自身で夢のまちをつくること、
まちでの仕事を通して
じぶんのクリエイティブを育てていきます。

(ちびっこうべwebsiteより引用)

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MEMORIにもお声がけをいただき、ゆめのまちオープン時のお仕事の一つを提供させていただきました。

カメラマンという職業はすでにあるとのことだったので、
ご提案し実現したのが「写真家」という職業。



「ちびっこフォトオフィス」と題し、参加してくれるお子様に簡単な写真レッスンをしたあと、
ゆめのまちで写真撮影をしてもらい、その作品を大人の方も見える場所で展示、即席写真展をしました。







1時間の中で「レッスン+撮影+作品にする」という無茶な企画でしたが、
無事に40人のちびっこ写真家が誕生!





写真展は保護者のみなさんにも喜んでいただき、
最後は作品を持って帰ってもらうという花樹研究所の東さんスタイルで。





即席写真展はイベントや学校行事などでも新しいコンテンツになりそうな予感がしました。

カメラを持つと、目を輝かせて周りのものをどんどん撮り出すこどもたち。
まちの中をただ夢中でさまよっている時とは違う、
客観的かつ丁寧な見方で見るまちは、また違ったものとして映るはずです。

そして自分たちのその視点をお友達や大人に見てもらえること、
どの子もその瞬間とても誇らしげな顔をしていたのが印象的でした。
様々なイベントや、お子様向けのワークショップとして、ぜひこの活動を広げていければと思います。


cafe + studio flat / graphic design

cafe + studio flat / graphic design








制作ツール:ロゴマーク /ショップカード/名刺/DM
client:cafe + studio flat
designer:Yuko Kawamoto


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cafe + studio flat
奈良県北葛城郡王寺町畠田4丁目16-30
河原ビル2F
mail:flat.nara@gmail.com
http://flat-nara.com/

トータルディレクション cafe + studio flat

奈良・畠田駅の前にOPENする、ヨガスタジオ+カフェのトータルディレクション。

お店のコンセプト設定から店舗デザイン、ロゴ、各種印刷物デザインまで行わせていただきました。

概要について2回に分けてご紹介させていただきます。

store design


レトロなビルの2階、ほぼ同じ大きさの2部屋。
片方はヨガ教室などを行うスタジオ、
もう片方の電車が見える大きな窓がある部屋は、
ヨガに来る方や地元の方のためのカフェとしてオープンします。

楽しいアイディアや、やりたいことがたくさんあるオーナー様のお話をヒアリングしながら、
実際の店舗にハード・ソフト面ともに落とし込んでいく作業からご一緒させていただきました。




内装デザインはレトロなビルのイメージを活かし全体的にラフに仕上げています。
スタジオの床は、素足で歩く時の心地よさとともに、汗シミ等がつきやすい環境を配慮し、
オイル塗装が施されたオークの床材を使用。
真っ白の壁と天井に、柔らかな木の配色がとても気持ちの良い空間です。

カフェは、焼菓子のテイクアウト販売のため「菓子製造業」の許可がおりる厨房設計を行いました。
年季の入った足場板とスケルトン天井の組み合わせは、
どのような家具をおいてもカフェならではの独特の空間の良さを生み出してくれます。

また、内装デザインに加え、厨房設備の配置、照明や家具のアドバイス等もさせていただきました。











オーナー様ご自身、ご家族、お友達の方のDIYや、アイディアなども随所に散らばり、
完成した直後から、とても暖かい雰囲気の漂う素敵な空間に。

窓の外の電車をボーッと眺めながらいつまでもいたくなる、
仕事の帰りやふとした瞬間にフラッと立ち寄りたくなる、
そんな素敵なカフェが奈良に誕生しました。

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2018.7.21 OPEN!!

cafe + studio flat
奈良県北葛城郡王寺町畠田4丁目16-30
河原ビル2F
mail:flat.nara@gmail.com
http://flat-nara.com/

>>next cafe + studio flat / graphic design

起業・創業支援ワークショップ



上牧町が主催する「起業・創業支援ワークショップ」にて
青春のこれまでの事業や取り組みをご紹介させていただきました。

地域住民の方々や上牧町役場のみなさん、
地元商工会や奈良県立大学地域創造学部の学生たち、
立場も年齢も違うみなさまと、コミュニケーションが計れたことは大変有意義でした。

起業や、地域活性に繋がる活動に関心はあるものの、
何から始めたらいいのか、また誰に相談したらいいのかもわからない…
という方が意外と多いんですね。

もちろん、バリバリの経営者は自分の力で切り拓いていくのかと思いますが、
小さく商いを始めたい主婦の方や、起業経験のないシニアの方を
相談・サポートできる仕組みが、この町にもあるといいですね。

そして、参加者の声を聞いていると
多世代交流の「場」を必要としているのかなと感じました。

各地方自治体でも課題となっている空き家の有効活用も含めて、
次年度は何か具体的なミッションを定めて次のアクションに繋げていけたら
今回のワークショップも、意味のあるものになりますね。

いずれにしても、ご年配の方から「もっとこの地域のために頑張りたい!」
という熱い想いを直接お聞きすることができて、大変感動しました。

年代問わず「やりたいことをやる」という純粋な動機を大切に、
その気持ちを折らせることなく行動を持続していただくためにも、
我々の立場でも何かアクションを起こしたいですね〜。


まずは、写真と街・青春スタジオ構想を形にしていくことが、
私たちらしい、地域への関わり方になっていくのかなと思います。

フォトコミュニケーション事業の領域をもっと追求したい。
写真の可能性をもっと、「行動」で伝えていけるといいな。


フォトウォーク

<青春スタジオcontents>

 写真で繋がる 町×人



青春スタジオ構想は、教育や社会福祉、地域課題へのアプローチなど、
誰でも楽しめる写真というツールを使い、街や人と繋がろう!というコンセプト。
これまで、「写真コミュニケーション」をキーワードに、様々な取り組みを行なってきました。
青春スタジオコンテンツの中でも、ぜひ皆様に知っていただきたいのがこのフォトウォークなんです。

青春スタジオ構想

元々、この企画は写真教室の1年に1度の「フォトカップ」というイベントでした。
ごちゃ混ぜの5名ほどのグループを10チーム作り、指令書に従い指定された町を撮り、
20Pの写真集を完成させ、その出来栄えを競い合おう!という写真教室内のイベントでした。

このイベントのgood!なところは

○小さなこどもからお年寄りの方まで、どなたでも一緒に楽しめる
○写真を撮ることで町を身近に感じられる
○自分の住む地域の歴史を知るきっかけができる
○町に住む人々と楽しくコミュニケーションできる
○参加者同士イベントを通して新しい仲間ができる
○チームで協力し、困難を乗り越えていくので大きな達成感がある
○撮った写真を発表することで、参加しなかった方にもその町の良さが伝わる

などなど、たくさん!!

下の写真は、地域の方にご協力いただき衣装を着ていただきました。
たった1日の即席チームなのに、町の方を巻き込んでこんな愉快な写真が撮れたりします!




誰でも簡単にはじめることができる"カメラ"を使って街を激写するフォトウォーク。

2017年には名張市様からご依頼いただき、
地域を再発見するための地域住民向けイベント「フォトウォークNABARI」を企画。
名張市役所や地域のみなさまのご協力のもと、2日間に渡り開催させていただきました。















「地域住民と触れ合うこと」
「地域課題に目を向けること」
「参加者同士の自然な交流」
「健康促進のためのプログラム」
「チームワークの強化」




盛り込めるテーマは本当に様々。

参加者のみなさんには写真の撮り方のちょっとしたコツと、
思いがけない出会いと、楽しかった思い出と、
それから新たな街とのつながりをお土産にお持ち帰り頂けます。

みなさんの街や地域で、フォトウォークを開催してみませんか?


■client:名張市
■企画/運営:TAMURA HIROSHI

フォトウォーク詳細
青春スタジオ

山と温泉



弊社も共同事業体の一つとして関わらせていただいている「山と温泉」。
現在は天川村の「山のいで湯 天の川温泉」と「薬湯 みずはの湯」の2施設を運営しております。
天の川温泉では青春が作ったオリジナルグッズやセレクト雑貨の販売をしており、
温泉とともにお買い物も楽しんでいただけます。
天川村は大阪からでも約1時間半で行くことができますが、
一歩足を踏み入れるとそこには別世界が広がっています。
皆様のご来館、ぜひお待ちしております!

【山と温泉】http://yamatoonsen.com
代表企業:谷林業
地域イベント開催:locpump
アートディレクション:株式会社青春(ロゴ制作・のれん/看板制作・物販企画/販売・紙媒体制作)
 







休日うら山フェスティバル チャイムの鳴る森



2014年から2016年の3年間、ナナツモリ近くの里山「陽楽の森」で開催した野外フェスティバル。
奈良の5大林家の一つである谷林業株式会社様と共同主催し、
今後の林業や放置された里山の問題などを一人でも多くの方に知っていただくとともに、
「体験」「体感」として、森の良さを知っていただくためのイベント。








会場となる「陽楽の森」自体の整備からはじまり、
「林業」「アート」「音楽」「お店/クラフト作家」を4つの軸に開催されたこのお祭りは、
こどもから大人まで森の中で1日めいっぱい遊んで、学べるイベントとなった。







1、2年目には「林業ショー」が行われ、
3年目には林業の盛んな「天川村」エリアができるなど、
通常のフェスやクラフトフェアなどとは大きく異なる側面を持ちつつ、
あくまで「楽しいお祭り」としての空気感を持った「チャイ森」は、
異業種が手を取り合うことで新しい化学反応が起こること、
そしてそのことが様々な問題解決の糸口になるかもしれないことを教えてくれた。


【開催概要】

主催:谷林業株式会社・株式会社青春
企画・運営:株式会社青春
開催期間:2014年5月〜2016年11月 毎年2日間
集客人数:約5000人
ロゴデザイン:STUDIO MITZ